人とのつながりの中から
もの・ことを生み出していく。

山本 賢二山本 口口

山本 賢二

PROFILE

1979年2月生まれ。アルバイトで働いた雑貨屋で家具の作り方に興味を持ち、20歳の時に親戚の紹介で木工所に勤務を始めたのがキャリアのスタート。
親方の元で木工職人としての技術を磨きながら、会社組織として変化していく中で業務の内容も店舗案件などへシフト。ディレクションを行いながら 空間やプロダクトを生み出していく現在のスタイルが少しずつ確立される。

その後、妻の新規ゲストハウス開業のタイミングで脱サラし、同店舗の内装施工を行いながら運営に携わる。
そんな中、これまで関わってきた方からの声がけがあり建築関係の仕事依頼が少しずつ増えてくることになり、業界への復帰を決意し扇町工芸が誕生。
木工の枠を飛び越える独自の空間づくりやプロダクトディレクションを武器に、様々なジャンルの仕事に取り組む。

敏感に。様々な視点を持って。

ものづくりや空間づくりでは、様々な人の思いや感情に対してアンテナを敏感に持つ必要があります。例えばそれを使う人だったり、普段そこにいる人だったり。
様々な人の感情に対してひとつの答えを提供していくために、「私」の視点をぶつけたり、「電気工事の○○さんならこう思うだろうな」といった他人の視点をぶつけたり、様々な試行錯誤をしていきます。

最終的に利用者と提供者がハッピーになるために、いかに様々な試行錯誤を繰り返していくか。そこに対して真摯に、敏感に、丁寧に取り組んでいくことを心がけています。

  • 見出し用の、簡易な言葉が入ります
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チームで取り組むこと。

扇町工芸の開業当初は、木工職人としての技術を求められる仕事を中心に業務を行っていましたが、個人で取り組める範囲は限定的でした。そんな中、井上製作所の井上氏と知り合い、 チームとしての動きができるようになった事で仕事の量や幅が広がり、特に異業種の方(電気、設備、専門大工など)の力が必要な案件が増えて今の形になりました。

現在ではデザイナーなどの仕事を通してプロダクトへのディレクションが増えています。
常日頃から、木工を基礎におきつつ木工の枠を超える仕事をしたい、と思っています。志が同じ仲間と出会えた事で、さらにワクワクする仕事に情熱を持って取り組める、幸せな環境です。 お互いを感化させながら、より本質を見据えた提案ができるように意識しています。

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家族。私たちの基地。

私の妻は、高松市内に宿泊施設などを複数経営しています。私も運営に関わりながらではありますが、コロナ禍で難しい環境の中、彼女の前向きな姿と実行力はいつも僕を奮い立たせます。

明確な工場を持たない私ですが、これらの施設が基地として存在することは大きな拠り所になっています。これがなければ扇町工芸としての私は誕生しませんでした。
これからもサポートをしながら、さらに発展していけるようにしたいと思います。